高槻 皮膚科 形成外科
学校伝染病 出席停止
とびひ
とびひは休むべきか
水いぼ
水いぼは取るべきか
水泳プールの管理
しらみ対策委員会
しらみ
感染症ガイドライン
豊島区ホームページ
水いぼについては、「取るべきだ」「取る必要がない」と医療機関でも意見が分かれていますが、最近では基本的に、どの医療機関でも「水いぼ」は取らない傾向にあります。
当院も原則として「水いぼ」は取る必要がないと考えます。
このホームページは、子供の病気について丁寧に説明しています。
学校伝染病の出席停止期間について説明されています。
学校伝染病 出席停止A
知っておきたいとびひの知識
とびひと保育園の登園について
伝染性膿痂疹(とびひ)
・紅斑、水疱、びらん及び厚い痂皮を形成する炎症症状が強い皮膚疾患である。水疱性と痂皮性に分けられる。
・病原体:主として黄色ブドウ球菌ファージV群コアグラーゼV型と溶血性レンサ球菌。
・症状:掻痒を伴うこともある。ブドウ菌によるものは水疱性が多く、溶血性レンサ球菌は痂皮性となることが多い。始めは水疱や膿疱がやぶれてびらん、痂皮を形成する。病巣は急速に拡大する。発赤、腫脹、疼痛などの炎症所見は少ないが、一時的に炎症所見が強いときもある。
・潜伏期間:2〜10日(感染菌量や傷の状況によって変わる)
・感染経路(発生時期):接触感染である。痂皮にも感染性が残っている。夏期に多い。
・罹患年齢:乳幼児に多い。
・治療方法:皮膚の清潔である。グラム陽性菌に対して抗菌剤(ペニシリン、セフェム系)を使用する。痂皮が完全に消失するまで治療する。全身療法(内服薬)を併用するのが一般的である。なお接触を恐れて患部を被覆することは必要に見えるが、治療を阻害することもある。
・予防方法及び学校における対応:皮膚の清潔を保つことが大切である。集団の場では病巣を有効な方法で覆う、プールや入浴は罹患者と共にしないなどの注意も必要となる。炎症症状の強いもの、広範なものについては、直接接触を避けるよう指導が必要である
文部科学省の見解
とびひの登園については、各保育所での取り決めがあります。
高槻では、一般にとびひをガーゼで完全に隠せること。
顔や頭など隠せないところにとびひがあるときは登園禁止となります。
高槻の一般的ルール
当院の見解
子供の伝染病に対する厚生労働省マニュアル
皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解:臨床皮膚科学会・小児皮膚科学会