高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
平成21年度准看護師試験問題
 
問題 108 肺結核について、誤っているのはどれか。
 
 1 咳嗽、喀痰、腰痛、呼吸困難などの症状がある。
 2 治療は、抗結核薬による化学療法が中心である。
 3 感染症の予防及び感染者の患者に対する医療に関する法律において、2類感染症に分類さ  
   れる。
 4 抗結核薬ピラジナミドには聴力障害副作用がある。
 
 
 
例    肺結核の発生が最も多い国は。
 
 1 日本。
 2 イギリス。
 3 アメリカ。
 4 フランス。
 
 
 
例    2009年の結核の統計で間違っているのは。
 
 1 新規登録者数の最も多いのは大阪府である。
 2 大阪市の10万人あたり結核罹患率は50を超え、長野県の5倍にあたる。
 3 日本の10万人あたり結核罹患率は、19.4である。
 4 20才代の新登録患者の半数はハイリスク者で、外国人・日雇い労働者・医療関係者である。
 
 
 
例    次の記述で間違っているのは。
 
 1 BCG接種前にツベルクリン検査をする。
 2 BCG対象年齢は6ヶ月未満である。
 3 コッホ現象とは、BCG接種後の強い反応をいい、すでに結核に感染している可能性がある。
 4 生後6ヶ月未満であれば接種費用は無料である。
 
 
 
例    次の記述で間違っているのは。
 
 1 多剤耐性結核出現は、中途半端な治療や患者の服薬中止による場合が多い。
 2 DOTSとは、directly observed therapyの略で、直接服薬を観察する投薬指導である。
 3 初回標準療法は、RFP+INH+PZA に SM(or EB)の4剤併用で2カ月間治療後,RFP+INH 
   (+EB)で4カ月間治療する。
 4 INHを使用する際は、ビタミンB12を併用する。