高槻 高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
平成22年度准看護師試験問題
 
問題  13 次のうち、誤っているのはどれか。
 
 1 細菌が抗菌薬に対して抵抗性を示し、次第に効かなくなることを薬剤耐性という。
 2 アミノグルコシド系抗生物質のおもな副作用には、聴力障害がある。
 3 バンコマイシンは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症に用いる。
 4 殺菌作用とは、細菌の分裂を抑制する作用のことである。
 
 
                                   
例    のうち、誤っているのは。
 
 1 炭疽菌・大腸菌・カンジダ・ブドウ球菌のうち最も大きいのはカンジダである。 
 2 細菌にあって、動物の細胞にないのは、細胞壁である。
 3 ブドウ球菌はグラム陽性菌で、大腸菌はグラム陰性菌である。
 3 グラム陽性菌には細胞壁があるが、陰性菌にはない。
 
例    のうち、誤っているのは。
 
 1 抗菌剤は、抗生物質と合成抗菌剤に分かれる。
 2 抗生物質は、微生物により産生され、微生物の発育を阻止する物質を言う。
 3 合成抗菌剤は、化学的に合成されたものを言う。
 4 サルファ剤は、抗生物質である。 
 
例    抗菌剤の作用機序で、のうち、誤っているのは。
 
 1 細胞壁合成阻害
 2 細胞膜障害
 3 核酸合成障害
 4 タンパク質合成阻害
 5 核膜の形成阻害
             
    のうち、誤っているのは。 
 
 1 マイコプラズマ肺炎のファーストチョイスは、セフェム系抗生物質である。
 2 ミノマイシン(テトラサイクリン系)は、ほとんどの菌に抗菌力を持つが作用は静菌的である。
 3 抗菌剤には、用量依存型と持続時間依存型がある。
 4 抗菌剤には、水溶性の高いものと脂溶性の高いものがある。
 5 マクロライド系抗生物質が、一番母乳に移行する。
 
例    のうち、誤っているのは。  
    
 1 耐性菌には獲得耐性菌と自然耐性菌がある・
 2 βラクタム系抗生物質には、ペニシリン系とセフェム系に大きく分類される。
 3 マクロライド系抗生物質は水溶性で、組織移行性がよい。
 4 テトラサイクリン系抗生物質は、偽膜性腸炎を起こしやすい。
 
例    のうち、誤っているのは。
 
 1 マクロライド、クリンダマイシン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、クロラムフェニコールは、腎障
   害患者に使用できる。
 2 マクロライド、イトラコナゾールは薬剤性肝障害の原因となる。
 3 糖尿病の感染症には、ガチフロキサシンが第一選択である。  
 4 デパケンを内服している患者にチエナムを投与してはいけない。                                                  
抗菌剤の基礎 1
抗菌剤の基礎 2
抗菌剤の基礎 3
適正抗菌薬使用ガイド
抗菌薬適正使用指針