1 感染とは、発熱などの宿主の自覚症状が発現した状態をいう。
2 飛沫感染予防策として、患者の1m以内でケアを行うときは、マスクを着用する。
3 ヒト免疫不全ウイルス感染者は、無症状でも他へ感染する危険がある。
4 カテーテル留置患者は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の感染リスクが高い。
例 感染について誤っているのは
1
感染とは、何らかの原因で微生物が
宿主(しゅくしゅ)となる
生物にその対象となる微生物が本来はい
ないはずの部位に侵入・定着した状態をいう。
生態学的には
寄生の形のひとつである。
2 微生物が、皮膚に付着した場合は汚染という。
3 手術前に術野はカミソリ負けしないようシェービングクリームをつけて
剃毛する。
1 大腿部からの刺入は避けることが望ましい。
2 消毒薬は、乾燥するまで放置する。
3 カテーテル刺入部に、ゲンタシンなどの抗生剤軟膏を塗布しない。
4 カテーテルの固定は、きちんと縫合して自然抜去しないようにする。
5 カテーテルの感染予防のため抗生剤は投与しない。
6 輸血・血液製剤・脂肪製剤を使用したラインは、使用後24時間以内に交換する。
1 尿路感染の発症メカニズムとしては,
カテーテル挿入時における微生物の尿道内侵入,患者自身の外陰
部からの感染,医療者の手指からの感染,さらに膀胱洗浄や検体採取時に生じるカテーテルとバッグの
接続部からの感染があげられる。
2 尿路感染をみとめる場合には,アルカリ尿に傾き,結石を生じやすくなります。
3 カテーテル周囲からの尿漏れには,カテーテルのサイズを太くする。
4 カテーテルの固定のためにバルンに注入するのは,通常“蒸留水”を用いる。