高槻 高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
平成22年度准看護師試験問題
 
問題 136 小児の感染症について、正しいものはどれか。
 
 1 風疹の感染危険期間は、発疹出現1日前から発疹がかひかするまでである。
  2  水痘の感染危険期間は、発疹出現前7日から出現後5日までである。
 3 麻疹は、咳などによる飛沫感染によって発症する。
 4 流行性耳下腺炎は、ヒトパルボウイルスB19の感染によって起こる。
 
例    出席停止の期間について間違っているのは。
 
 1 インフルエンザ    −  解熱した後、3日を経過するまで
 2 百日咳        −  特有の咳が消失するまで
 3 麻疹         −  解熱後3日経過するまで
 4 風疹         −  発疹が消失するまで 
 5 水痘         −  すべての発疹が痂皮化するまで
 6 咽頭結膜熱      −  主要症状が消退したの後二日を経過するまで
 7 結核         −  伝染の恐れがなくなるまで
 
例    次のうち一つだけがある点で異なっている。それは。
 
 1 咽頭結膜熱
 2 流行性角結膜炎
 3 手足口病
 4 ヘルパンギーナ
 5 伝染性紅斑
 6 突発性発疹
 7 水痘
 
例    次のうち潜伏期間がもっとも短いのは。
 
 1 麻疹
 2 風疹
 3 水痘
 4 流行性耳下腺炎
 5 インフルエンザ
 6 咽頭結膜熱
 7 流行性角結膜炎
 
 
 
                                   
例    次のうち誤っているのは。
 
 1 看護師が帯状疱疹になった場合、痂皮化するまで仕事は休む。
 2 冬に流行する小児の胃腸炎はほとんどがウイルスせいである。
 3 手足口病は子供の病気で大人はならない。
 4 流行性角結膜炎は集団発生することが多い。
 5 伝染性紅斑は、発疹が出現したときには感染力はない。
 6 突発性発疹が、施設内で流行することはまれである。
 7 麻疹の感染力は非常に強い。
 
例    次のうち誤っているのは。
 
 1 麻疹接触後72時間以内にワクチンを接種することで発症の予防、症状の軽減が期待できる(緊急接種)。
 2 妊娠前半期の妊婦が風しんにかかると、白内障、先天性心疾患、難聴等の先天異常の子どもが生まれる
   (先天性風しん症候群)可能性がある。
 3 分娩5日前〜分娩2日後に母親が水痘を発症した場合、生まれた新生児は重症水痘で死亡することがある。
 4 流行性耳下腺炎は、集団発生を起こす。好発年齢は2〜7歳である。
 5 抗インフルエンザ薬を服用した場合、解熱は早くウイルスの排泄はなくなる。
 6 水痘に対して免疫のない児が帯状疱疹の患者に接触すると、水痘を発症する。
 7 ウイルス性胃腸炎の場合、症状が消失した後もウイルスの排泄は2〜3週間ほど続くので、便とおむつの取
   り扱いに注意する。
 8 手足口病では、回復後も2〜4週間にわたって糞便からウイルスが排泄されるので、おむつ等の排泄物の取
   り扱いに注意する。