高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
第100回 看護師試験問題 午前
 

問題46 創傷の治癒過程で正しいのはどれか

 

  1 炎症期、増殖期、退行期に分けられる。

  2 創の局所を圧迫すると、治癒が促進される。

  3 一次治癒とは、創を解放したままにすることを言う。

  4 良好な肉芽の形成には、清潔な湿潤環境が必要である。

例     次のうち間違っているのは。
 
  1 糖尿病では、傷の治りが悪い。
  2 3度熱傷では、激烈な痛みを伴う。
  3 創傷治癒において血小板が重要な役割を呈する。
  4 創傷治癒をもっとも阻害するのは感染である。  
例     次のうち縫合処置を行わない方がいいのは。
 
  1 切創。
  2 裂創。
  3 挫創。
  4 咬創。 
 

例   52歳男性、既往症に慢性B型肝炎と慢性ネフローゼ症候群がある。右母指に小さな挫創を受傷した3日

    後にショック状態救急搬送された。搬送時39.8度、左前腕の発赤・腫脹・皮下出血を認め、見てい

    る間に上腕にも発赤腫脹が進行している。直ちに決断しなければいけないのは?

    

  1 抗生剤投与

  2 培養

  3 ステロイド投与

  4 肩関節での切断