高槻 高槻市 皮膚科 形成外科 脱毛
26 オプソニン効果が生じるのはどれか
1 形質細胞
2 マクロファージ
3 Tリンパ球
4 Bリンパ球
27 接触性皮膚炎について間違っているのは。
1 接触性皮膚炎を一般には「かぶれ」という。
2 ツベルクリン反応の同じアレルギー機序で起こる。
3 接触性皮膚炎の原因は血液検査でわかる。
4 アレルギー性接触性皮膚炎は、初めて原因物質に触れた場合は起こしにくい。
28 成人期のアトピー性皮膚炎の特徴について誤っているのはどれか。
1 ステロイド外用薬による治療が行われる。
2 IgEが上昇する。
3 乾燥性の苔癬化が見られる。
4 急性の経過を取る場合が多い。
29 膠原病とその特徴的な症状の組合せとして誤っているのは。
1 リウマチ熱 ― 発熱・多関節炎・小舞踏病
2 全身性エリテマトーデス ― 蝶形紅斑・関節炎・心外膜炎・腎炎
3 慢性関節リウマチ ― 関節腫脹・関節痛・リウマチ結節
4 多発性動脈炎 ― 皮膚の硬化・レイノー現象
30 悪性腫瘍を合併する可能性が最も高いのは。
1 全身性エリテマトーデス
2 強皮症
3 皮膚筋炎
4 シェーグレン症候群
5 関節リウマチ
6 多発性血管炎
31 次の疾患のうち突然死の可能性が最も高いのは。
1 関節リウマチ
2 皮膚筋炎
3 強皮症
4 全身性エリテマトーデス
5 シェーグレン症候群
32 特定疾患治療研究事業対象(公費対象)ではないのは。
1 全身性エリテマトーデス
2 皮膚筋炎
3 シェーグレン症候群
4 ベーチェット病
33 サルコイドーシスについて誤っているのは。
1 原因不明の全身疾患である。
2 自覚症状がないまま、胸部X線状の所見で発見されることが多い。
3 症状の一つに眼症状がある。
4 ツベルクリン反応が強陽性になる。
34 転移する可能性が最も低いのは。
1 悪性黒色腫
2 基底細胞癌
3 有棘細胞癌
4 ページェット病
35 皮膚がんでないのは。
1 ページェット病
2 日光角化症
3 脂漏性角化症
4 ボーエン病
36 ウイルスと癌の関係で間違っているのは。
1 HBV ― 肝臓癌
2 HCV ― 肝臓癌
3 HPV ― 子宮体癌
4 EBV ― バーキットリンパ腫
5 HTLV-1 ― 成人T細胞白血病
37 緑内障で禁忌なのは、以下の薬剤のうちいくつあるか。
1 フロセミド(ラシックス)
2 インスリン
3 ポララミン
4 ジゴキシン
5 ジアゼバム(セルシン)
6 セレスタミン
7 ブスコパン
38 薬疹について間違っているのは。
1 じんま疹型の薬疹は投薬後数分以内に起こる.
2 薬疹を起こさない薬はない
3 半年以上内服している薬が原因薬剤であることはない
4 播種型紅斑丘疹型の薬疹は臨床上麻疹や風疹に似る
39 高齢者の皮膚の特徴について誤っているのはどれか。
1 うすく傷つきやすい
2 痛みや熱さへの感覚が鈍くなる。
3 掻痒症が起こりやすい。
4 皮脂の分泌が亢進する。
40 慢性炎症でおもに出現する炎症細胞として、誤っているのは。
1 リンパ球
2 好中球
3 形質細胞
4 マクロファージ
41 ゴム製湯たんぽについて正しいのは。
1 足底部に使用する場合は、足下から10cmほど離して使用する。
2 湯の温度は70℃〜80℃とする。
3 湯たんぽの口まで湯を入れる。
4 空気を抜かずに栓をする。
5 あたためるには、電子レンジが便利である。
42 低温やけどについて間違っているのは。
1 43℃では、3時間から4時間で低温やけどになる。
2 46℃では、30分から1時間で低温やけどになる。
3 50℃では、2分から3分で低温やけどになる。
4 低温やけどは一般に1〜2週間で治る。
5 ノートパソコンでもおこる場合がある。
6 使い捨てカイロなどのカイロは、貼るタイプでも直接肌につけてはいけない。
43 A婦人。ファッションセンスがよく非常に魅力的でセレブにしか見えない。話はおもしろく物腰
は低い。国会議員や有名人の名前を出して、親しいつきあいをしているかのように話す。普段は
穏やかでユーモアもある。しかし面倒くさいことはせず、雑用は他人押しつける。特別扱いされ
ることが当然と考えていて、特別扱いを要求する(本人は特別扱いとは思っていない)。金銭感
覚がなくお嬢様奥様と呼ばれている。夫が注意すると激高して、ヒステリックに夫の出目や親・
さらに親戚を持ち出し、どれだけ自分が被害を受けているか、延々罵倒・ののしり・説教を始め
る。不利なことを言われると毎回逆に自分が被害者であるような話になるので、論点がずれてし
まう。耳の痛いことを言った場合、表面は平静を装っていても、は、何かの拍子に言われた
事に対する怒りが、噴出している。「私は育ちがいいの」が口癖。
彼女は、
1 境界性パーソナリティー障害
2 自己愛性パーソナリティー障害
3 演技性パーソナリティー障害
4 反社会性パーソナリティー障害
5 妄想性パーソナリティー障害
6 失調パーソナリティー障害型
7 シゾイドパーソナリティー障害
8 回避性パーソナリティー障害
9 依存性パーソナリティー障害
10 強迫性パーソナリティー障害
44 皮膚疾患患者の看護について誤っているのはいくつあるか。
1 潰瘍とは、真皮ないし皮下組織に及ぶ組織の欠損を言う。
2 パッチテストは、検査物質を貼附して48時間後の皮膚反応を見る。
3 V度の熱傷は、重傷度が高く痛みが強い。
4 悪性黒色腫は、予後不良の腫瘍である。
5 皮膚科の患者は、一回行って治らなければ、他院を受診する。
6 足底のほくろが悪性かどうかの判断に、ダーモスコピーが有用である。
45 採血をしていたところ患者が突然意識を失った。まずすることは。
1 ボスミン0.3mLの皮下注
2 ソル・コーテフの静注
3 硫酸アトロピンの筋注
4 大声で話しかける
46 この倒れた患者の状態で間違っているのは。
1 四肢皮膚の冷汗を見る。
2 血圧は下がっている。
3 頻脈になっている。
4 嘔吐・尿失禁を見ることがある。
5 唇は蒼白である。
6 意識を消失している場合が多い。
47 以下の薬剤のうち誤って静注した場合、患者が死に注射した看護師が刑務所に入る確率が最も高
いのは。
1 コンクライトK
2 ボスミン
3 ラシックス
4 アタラックスP
48 以下にあげる献血ができない場合で、間違っているのは。
1 ピアスを自分で6ヶ月以内にあけた。
2 麻疹等の生ワクチン接種して24時間以内である。
3 プラセンタ由来製剤(ラエンネック・メルスモン)を使用したことがある。
4 3日以内に歯石除去等の歯の治療をした。
5 1ヶ月以内にプロペシア(育毛剤)を内服した。
6 海外から帰国し4週以内である。
7 皺とりボトックスをしてから3ヶ月以内である。
49 輸血を行う際、血液型を間違えて輸血し患者がショックになった。間違った対応は。
1 すぐに輸血ルートを抜いて、新しいルートを確保する。
2 イノバン(ドーパミン)、ラシックス(フロセミド)を投与し血圧・利尿を確保する。
3 直ちにICUへ搬送し、起こりうる腎不全に対処する。
4 導尿の上、乳酸リンゲルを全開で落とす。
50 トリアージについて次のうち、間違っているのは。
1 生命>機能>美容の順に判定する
2 トリアージは、重傷者のみ行う
3 トリアージタグをつける部位は、右手>左手>右足>左足の順
4 一人のトリアージにかける時間は、原則30秒以内
5 黄色のタグは、「多少治療が遅れても生命に危険がない」
6 歩行ができれば、緑のタグである。
7 呼吸をしていなければ、黒のタグである。